Q1 鍼は痛くないですか?
A1、はい。ほとんど痛くありません。
鍼が皮膚に入る際の刺激は微小なものです。鍼を刺入した後
鍼に刺激を加え「気」をめぐらせます。その際に「ズーン」と
重く感じたり温かく感じます。患者さんの体質、感受性により感じ方も様々です。
もし、違和感をもたれるようでしたら遠慮なく教えてください。
Q2 通院頻度の目安はありますか?
A2、 鍼灸施術開始直後は、体の状態が不安定なため、1回の治療効果が
長続きしません。
時間の経過とともにまた、元の状態に戻ろうとします。
そこで次回の治療までの間隔が空きすぎると治療効果も薄れ、治療前の状態に
戻ってしまいます。私たち施術者も患者さんの個々の来院頻度によって治療内容
を変えています。
せっかく治療したのに間隔が空きすぎてまた振り出しの状態に戻ってしまうのは
残念です。
大切なのは元の状態に戻らないうちに治療することです。
症状が安定するまでは治療間隔を短くする必要があります。
徐々に体調や症状が安定してきたら間隔を空けても安心です。
当院では、ぎっくり腰や寝違えなどの急性症状は、毎日もしくは
隔日に施術すると改善が早くみられるので集中的に施術をするための
お得な集中ケアコースと、病氣にならない心身づくりやお子さんが欲しいなどの
体質改善を目的としたお得な定期ケアコースもご用意しております。
お氣軽にお問い合わせください。
実際に定期的に施術を受けた方(例
★2年ほど前から肩が痛み、腕が挙がらない。自然に治ると思いずっと
そのままにしていた。(60代女性)
定期ケアを利用しておよそ1か月の間に6回通院。
現在は肩の外転(腕を真横に挙げる動作と、エプロンの紐を結ぶ
動作が辛いのみ)来院前は運転するのさえも腕や肩が痛くて嫌だった。
漠然と広い範囲の痛みだったが、現在は痛む部位が限局している。
痛みの程度は半減。他の症状としては、耳鳴り、耳の中が痛む、
便秘など いずれも軽減している。
もっと早くから治療をうけていればよかった・・・・。とのこと
このかたは遠方にもかかわらず頑張って通院していただいています。
こまめにいらしているので改善が早い症例です。
施術としては鍼灸の全身施術をしています。
★ お子さんが欲しい(20代後半 女性)
肩こり、腰痛などの不定愁訴はない。 冷えることが氣になっている。
タイミング法を実施しているがなかなか授からない。
当院では週一回の施術を実施中。
来院初回、2回目くらいまで腰仙骨のお灸、下肢のお灸はほとんど感じない。
3回目~徐々にお灸への反応が良くなり温かさ、熱さを感じるようになって
きている。
当院からご提案したツボ押し、適度な運動など積極的に取り組まれていることも
非常に効果がみられ心身ともに変化が早いと感じている。
Q3 鍼による感染が心配です・・・
A3、当院はエチレンオキサトガスで滅菌処理をした使い捨て鍼を使用しております。
また同じ鍼を別の患者さんに使用することはありませんので、
感染の危険はありません。鍼以外の器具についてもオートクレーブという
高圧滅菌器により滅菌消毒しております。
Q4 治療後お風呂に入っても大丈夫?
A4、はい。治療後1~2時間避けていただければ大丈夫です。
治療後は血行がよくなりとてもリラックスした状態となります。
治療直後に入浴されますと、さらに循環がよくなりますので、めまいなどの
症状が出る場合もあります。
日中に治療をうけ、ゆっくりと過ごされたあとにご入浴下さい。
Q5 治療後の反応について
A5、治療後に以下のような症状が出る方もいますが
(東洋医学では”めんげん”症状と呼びます。)好転反応ですのでご安心下さい。
① だるくなった、微熱が出た・・・・1~数日で消失します。
これまで血液の循環が悪く身体の組織にまっていたためです。
鍼灸治療をすることで組織が緩みます。その結果、血液循環がよくなり、
そこに溜まっていた痛みや、コリなどの老廃物が流されます。
心臓や腎臓などがいつもより活発に働き体外へ押し出されます。
老廃物が押し出されるとだるさがとれます。
② もっと痛くなった
慢性腰痛や肩こりなど慢性的に持病となっている人に多く起こりやすく
なっています。長年の腰痛や肩こりが続くと、神経や筋肉がコリなどで
圧迫され痛みなどを感じなくなっています。
鍼灸治療をすることで血行がよくなり圧迫から解放され神経を伝わって
痛みが正常に感じるようになります。
治療を続けていくことで痛みは減っていきます。
慢性化した症状のものにはよくおこります。
できるだけ早めの治療をお勧めします。
Q6 月経中でも鍼治療はうけられますか?
A6、はい。月経痛がひどい場合など特に良く効きます。
また、月経前などの不快な症状や特有の精神的なイライラ感 などにも有効です。
月経終了後には、気血が消耗しますので、それらを補う治療を行い次の月経に
備えましょう。月経も大事な身体のリズムですから、大切にして快適に過ごし
たいですね。
Q7 どんな時は治療はうけられませんか?
A7、 ① 受胎3ヶ月以内、分娩3ヶ月以内
② 飲酒酩酊時
③ 精神異常が明らかに認められる場合
④ 伝染病の疑いがもたれる場合
⑤ 高熱症状を呈している場合
⑥ 病名不明で、重篤症状の場合
⑦ 衰弱が甚だしく、生気にかけている場合
⑧ 血圧が異常に高いか、異常に低い場合
上記のような場合や、専門医の診察を仰いだ方が良い場合は
当院より医療機関をご紹介させていただくこともあります。
Q8 保険は使えますか?
A8、はい。医師の同意書が必要です。
詳細についてはご説明いたしますので、お気軽にご相談下さい。